前へ次へ
  

備忘録/ Memorandum

【2016春追加:Barrio de las Letrasとキリスト教諸聖人巡り】

*画像は拡大できます。
マドリードの中心、国会や中央銀行のある場所から南に "Barrio de las Letras" 文学地区と呼ばれる場所があります。スペイン黄金世紀(15〜17世紀)に名を馳せた作家、セルバンテス、ロペ・デ・ヴェガらがこの辺りに住んでおり、彼らへの敬意を表して通りの敷石に作家達の有名なフレーズが刻まれています。場所は地図(写真をクリックして2枚目)黄色線Huertasという通りで、緩やかに上っている通りを進むといくつものそれらがあります。文学地区と呼ばれるあたりはPrado通りから丸印の広場Plaza de Santa Anaの辺りとのこと。この辺りはロペ・デ・ヴェガの住居や(Casa Lope de Vega)小さな飲食店やバルが立ち並んでいて、散歩をするのもとても楽しい地区です。
同じく地図の星印は美術館です。Paseo del Prado大通りを王立植物園:Jardín del Botánico方面に行くと、遠距離列車の駅でもあるアトーチャ駅があります。この地図は途切れていますが、アトーチャ駅前のレイナ・ソフィア美術館(Reina Sofía)から始まり、徒歩で歩ける範囲に大きな美術館が集中しており、立地条件の良さも観光の面から見ると上手に考えられていると思っています。
 

もう一つのお楽しみ。この文学地区の辺りの場所表示、すなわち通りの名前ですがタイル絵で表示されています。先の作家達や、キリスト教諸聖人の名前の通りがこの辺りにはたくさんあります。路地をぐるぐる歩き回り、建物の角の上部にあるそれらのタイル絵を見ながら写真を撮ったり、あらかじめ地図で調べておき、お目当の聖人を探しに行くのも楽しいかもしれません。
この絵タイルのレプリカをお土産用に売っている店もありました。用途はちょっと不明ですが、飾り用でしょう。
Mayor通りをSan Miguel広場方面に向かうといくつかお店があります。1つ10eurくらいです。
Barrio de las Letras:Madrid観光オフィシャルサイト