前へ次へ

備忘録/ Memorandum

【手芸熱】

*画像は拡大できます。
今年の春頃にミシンを買いました。日本からスペインへの引越しでミシンを送ったのですが、こちらに来てすぐ変圧器の使い方を間違えてショートさせてしまうという大失態をしました。以来、必要な時は友人に借りたこともありましたが、荷物が増えていくので買うことには迷いがありました。夫のパジャマと下着がこちらのデザインに全く合わず、しかもそれらは意外と高いので、今着ているものを直したらミシン代くらいになるよ、と買うための説明をして、購入後は楽しくてほぼ毎日使っています。もともと私は不器用で家庭科の課題なども母に代わりに作ってもらっていたほどです。洋裁といえば小窓のカーテンを直線縫いして作る程度でしたが、テキスタイルそのものは好きでした。初めてミシンを買ってからハギレを買うようになり、色や柄の組み合わせを考えて旅行の衣類などを入れるファスナー付きの袋をいくつも作るのにはまっていき、その熱が再来。日本で買って持ってきていた布もあったので、せっせと作って人にあげています(試作品の域なのでもらう人も微妙な気持ちなのかもしれませんが...)。いつもつけていた玉付きのファスナーはスペインには売っていなくて、小さいポーチを作っていますが、表、裏地とファスナーの色の組み合わせが楽しいです。





Madridで見つけた布屋さんをご紹介します。
観光で来て断然行きやすいのは、Sol駅の時計台側をCalle Mayor方向に歩き、最初の通り(Calle del Correo)を入った一角が布小物屋さんの集まっている場所です。Pontejosという名の小さな広場が通りを入ってすぐにあります。生地専門の店、細かいパーツ、フラメンコ用の踊りの衣装もありそうです。写真のバイヤステープのような縁にレース飾りのついたものがとてもかわいい。写真を撮らせてもらい、これで何を作ろう?と考えています。
私の狭い行動範囲で知っているお店は下記のリンク2軒。どちらのお店も日本製の布、日本の手芸の本、それと "ものモノ" で紹介した刺し子が "Sashiko" で、運針用のキット、本が売られていて驚きました。店によっては市場にある番号札を引いて、順番を待つのですが、女性客の勢いには圧倒されます。街中にある下着のお店や手芸店にもそれらはあるのですが、ブラジャーのホックやカップが。買い求める人を見たこともあるのですが、手作り派は下着も作るのか?それとも修繕するためなのか?疑問です。いつの日か簡単なブラウスが作れるようになりたいです。


Trapo y Tela地下鉄Argüelles←どうやら2018/01に閉店してしまったようです。

Black Oveja地下鉄Bilbao